こんにちは NANDEMO編集部 あまたつです!
Netflixオリジナルドキュメンタリー番組『死後の世界を探求する』
この番組は「死後の世界」というテーマについてのドキュメンタリー番組です。
シーズン1の第1話のテーマは『臨死体験』でした。
そして、第2話、第3話のテーマは『霊媒師』です。
霊媒師とは、生きている人と、死んでしまった人の間に立ち、死んでしまった人の魂と交信する能力をもつ特別な人です。
しかし、私の気持ちとしては、完全に「あやしい~」です。
はたして、本当なのか? だましているのか?
その事も含めて、ドキュメンタリーを鑑賞していきたいと思います。
【Netflix】死後の世界を探求する
霊媒師の私の印象
日本で霊媒師と言えば、東北出身の私がすぐにイメージするのは青森の日本三大霊山の一つ恐山の「イタコ」です。
「イタコ」は死者の霊魂を憑依させ、縁者と対話させる「口寄せ」で知られています。
沖縄のユタ(巫女)やノロ(祝女)も有名です。
私は、小さい頃から、「イタコ」つまり、霊媒師の事は少し知っていましたが、ある芸能人が、「イタコ」にビートルズのジョン・レノンの憑依を頼んだら、青森弁のジョンが出てきたと言っていたのを聞いて、全く信じなくなってしまいました。
信じる為に、全てを疑う男
このドキュメンタリーの中には、私のように全く信じない人が登場します。
マイク・アンソニーさんです。彼は言います。
霊媒師は知っていたが、インチキだと思っていた。
悲しみの中にいる人をだますのは難しくない。
悲しみの中にいれば、信じたくもなる。
霊媒師は、一般的な情報をたくさん提示する。
すると、当然、人の脳は意味をなす情報だけを拾うだろう。
選びとって、その他は無視する。
だから、重視しなかった。
しかし、マイク・アンソニーさんは、お父さんの突然の死で、立ち直れない状況になります。
その時、マイク・アンソニーさんのお姉さんが、霊媒師に行き、すばらしい体験した事を知ります。
自分も父を感じたい、本当か確かめたい思った彼は、信じたいが故に、あらゆる手を使います。
霊媒師に会うために、
偽のメアドを作り、偽名も使った。
相手が詐欺なら、どんな手段も使うはずだ。
SNSで全てを調べてくるに違いない。
全く情報をなくす。
そして、父に向かってこういった。
「もし、自分の近くにいるのなら、自分の髪型について触れてくれ。信じるには必要だ」と。
それは、自分と父だけしか分からない合い言葉だと。
驚きの結果
本当かどうかを決める為には、SNSで見つけられるような一般的な情報はいらない。
決定的な個人的な情報が必要だと。
そして、霊媒師に会います。
その時、不意に、霊媒師が不思議な顔でこう言いました。
「あなたの髪の話しをしている」と。
マイク・アンソニーさんはこの時の事をこう言います。
息が出来ないくらいの衝撃をうけた
その時、全てを疑っていた彼は、命は死後も存続すると確信するのです。
霊媒師の役目
霊媒師のローラ・リン・ジャクソンはこう言います。
ジェスチャーゲームと一緒
聞こえるのは 名前や言葉、音楽、それをつなぎ合わせて伝えるだけ。
受け取る側がわかればそれでいい
霊媒師 ニコール・デ・ハースさんは、
霊媒術の本質は、愛とヒーリング。
霊媒師の仕事は、魂と向き合い、生き方を探す手助けをする事。
霊媒師にとって、難しい時代だそうです。
情報が容易に手に入る時代で、霊媒師が言った事が、SNSにのっている場合そこで、下調べした情報だと言われてしまう と。
懐疑論者がウソだというのは簡単よ
私達霊媒師の心得は、
信じない人もいる事を、受け入れること
全てを疑っていた、マイク・アンソニーさんの結論
二度と話せないと思っていた人と話せるという事は、すごい励みになる。
有意義な体験はやみつきになる
本当なのか何度も何度も検証してしまう。
それがきっかけで
なくなった人が今も近くにいると感じられるかもしれない
悲しみの底にいると、少しの希望が、人生を変える事がある。
教えてあげたい
死者は消えていない いつも近くで見守っていると
まとめ
私は、霊媒師に対する考えが変わりました。
もしかしたら、人の弱い気持ちにつけ込む詐欺師もいるかもしれません。
絶対に霊感商法に引っかかってはいけません。
しかし、本当の霊媒師もいるかもしれないと思います。
心が弱っている人は、誰かにすがり、癒してもらいたいはずです。
マイク・アンソニーさんのように、他ではあじわえない癒しと共に、人生を前向きに進む事ができるのであれば、霊媒師の存在はとても大きいでしょう。
霊媒術は癒しへの第一歩かもしれません。
もう会うことが出来ないと思っていた大事な人が、いつもあなたの側にいる事を知ることは、それだけ大きな事なのかもしれません。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。